走りの感覚に直結するスケボーのウィール。皆さんは「最近はいつ交換しましたか?」
スケボーウィールを交換すると、路面をつかむグリップ力やスケボーを弾いた時、着地した時、ドライヴした時の感覚など様々な変化が起こります。
今回の記事では基礎的な内容ですが、【スケボーウィール】選び方、取り付け方、おすすめのスケボーウィールまで解説していきます。
この記事を書くのは
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お得に購入できるスケボーアイテムをご紹介しています。あわせてお読みください★
スケボーウィールの違い 硬さ・大きさ・形
スケボーのウィールと言っても「形や硬さ、値段・デザイン」まで様々。購入する際に必ず気にしていただきたいのが【硬さ・大きさ・形】です。
スケボーウィールの硬さ(ソフト・ハード)
よくウィールを見てみると99Aとか78Aなど、◯◯Aと表記されているのが分かります。これがウィールの硬さを表す数値で、この数字が大きくなるほど硬くなります。
ソフト・クルーザーウィール(柔らかく音が静か)
ソフト・クルーザーウィールは80や78Aくらいが一般的です。柔らかく静音性に優れ、路面の凸凹を吸収してくれて静かに進みます。オーリーなどが目的でなく、純粋に滑ることを楽しみたい方にオススメなウィールです
ハードウィール(硬く・音が大きい)
ハードウィール(通常の硬いウィール)は硬く、滑走音も大きいです。トリック用には99A〜104Aくらいの硬さを使用するのが一般的。パークで滑ったり回転系のトリックをする方にあうウィールです。現在利用者が多いウィールです。
スケボー初心者にオススメなウィールの硬さは
初心者の方で駐車場などの道路で滑る場合は99Aがおすすめです。やや柔らかく、路面の衝撃を吸収します。そしてグリップも強すぎない為、トリックもスムーズにこなすことが出来ます。
スケボーウィールの大きさ(直径)
ウィールのサイズはミリメートル(mm)で表され、大きいほどスピードが出やすく、小さいほど細かなトリックに向いています。
ストリートでおすすめするサイズは大きすぎず小さすぎずな、52mm〜54mm になります。 パーク(ランプなど)ではストリートより少し大きめな、54mm〜56mm をおすすめします。
オススメの大きさ(mm)
用途 | 直径 |
---|---|
ストリート、パーク | 50~54mm |
バーチカル、プール | 54~60mm |
ウィールバイトとは?
ウィール選びで気をつけたいのが【バイト】
バイトはデッキとウィールが接触する事を言います。 トラックがLOWなら直径53mm、HIなら直径55mmのウィールを使うとバイトが発生しやすくなり、スケートボードが減速してしまいます。
トラックのサイズ感とウィールのお相性も考えよう!スケボーウィールの形
ウィールの形状の違いを「シェイプ」と呼びます。 角が丸いタイプを「ラウンドエッジ」、角が直角に近いタイプを「スクエアエッジ」と呼びます。
スケボーウィール ラウンドエッジ
ラウンドエッジはコントロール性に優れています。 ストリート系のスケーターが多く利用します。回しやすくボックストリックなどもしやすいのが特徴です。
スケボーウィール スクエアエッジ
スクエアエッジは直進安定性に優れています。スピード感を重視するスケーターやランプ系のスケーターに人気があります。
レール・ボックストリックではシェイプの形が、掛かりと抜けの良さに影響を及ぼします。
スケボーウィールの交換時期・目安
スケートボードのウィールは、使用頻度や路面の状態によって摩耗していきます。ウィールが摩耗すると、乗り心地やトリックのしやすさに影響を与えるため、定期的な交換が必要です。
以下は、スケートボードのウィールの交換時期や目安の一般的な指標です。
- 購入した時のミリ数よりも2~3ミリすり減っている…ウィールの直径は、使用しているうちに徐々に小さくなっていきます。一般的に、直径が使用前と比べて2ミリメートルから3ミリメートルほど小さくなった場合、交換を検討することが推奨されます。
- 1年以上同じウィールを使用している
- ウィールがフラットになった場合…使用しているうちに側面が丸くなります。側面が完全になくなってフラットになった場合、交換が必要です。フラットなホイールは、路面の凹凸に対する反応性が低く、滑りが悪くなります。
- ウィールが割れた場合…亀裂や割れが生じた場合、すぐに交換する必要があります。割れたウィールは、予測できないケガやパーツの破損の原因になるため、安全に乗るためにも交換が必要です。
この状態は確実に交換すべきタイミング。この後おすすめのスケボーウィールをご紹介しているのでぜひご検討ください。
目安は一般的なものですが、スケートボードのウィールは個人差があります。自分の使用頻度や路面状態、乗り方によっても異なるため、ホイールの状態を定期的にチェックし、必要に応じて交換するようにしましょう。
高性能おすすめの人気スケボーウィールブランド(ハード)
購入時に検討したい2大ブランドは【ボーンズ・スピットファイア】です。私自身何度もこの2大ブランドを使用してきましたが、購入で失敗をしたくない人はこの2ブランドをオススメします。
性能面や丈夫さはピカイチなので安心して購入できる商品です。
ボーンズウィール(BONES) 中・上級者が好む
スケボー・スケートボードのウィールブランド、BONES(ボーンズ)
超高品質なウレタンを使用し、グリップ力に優れ、パンクしにくいウィールとして評判を得ているBONESウィール。STF(STREET TECH FORMULA)とSPF(SKATEPARK FORMULA)という2種類のシェイプタイプがあり、スケートスタイルごとに、より滑りやすさが追求された形状になっています。
Amazon≫≫Bones Wheels
ボーンズ ウィール (BONES) STF V1 RETOROS 52mm 99A
STF(ストリート テック フォーミュラ)は最高品質の素材を使いストリートでの究極のパフォーマンスが可能なウィールを求めて、ベストな特性を得るように開発されたウィール。
直径:52mm 最大幅:32mm 路面接地幅:15mm 硬さ:99A
ボーンズ ウィールSTF V5(SIDECUT)103A
STF(ストリート テック フォーミュラ)は最高品質の素材を使いストリートでの究極のパフォーマンスが可能なウィールを求めて、ベストな特性を得るように開発されたウィールです。
今回紹介する中で一番のオススはボーンズSTF
幅:30mm硬さ:103A シェイプ:V5(SIDECUT)
ボーンズ ウィール SPF RIPPLES P5(SIDECUT)
SKATEPARK FORMULA(SPF)ハイクオリティーなウレタンを使用。
パーク、プール、ボールなど滑りやすい路面でもグリップ力が高くパンクすることがほとんどない長持ちするウィールです。初めて購入した時の感動は忘れられません。
幅:32mm 硬さ:84B(約104A) シェイプ:P5(SIDECUT)
スピットファイア【SPITFIRE】初心者にもおすすめ
スケートボードをしていない人も1度は見たことがある、火の玉が特徴のウィールブランド。Spitfire Wheels。スケーターなら一度は購入の経験があるのでは?というくらい定番な商品です。
Amazon ≫≫スピットファイア ウィール
スピットファイアウィールの硬さの表記
独自の硬さの表記があるので先に記しておきます。
- 97D = グリップ力重視、荒い路面も想定されるストリート向き
- 99D = オールラウンドタイプ、スライド、グリップ力ともにバランスが良く、マルチに対応
- 101D = スムーズなスライド重視、綺麗な路面でスピードを発揮、パーク向き
スピットファイアウィールのシェイプの違い
ウィールの形状(シェイプ)は自分のスケボーのスタイルで決めていくのがベスト。初心者の方が迷った場合はクラシックシェイプ(CLASSIC SHAPE)を選んでおけば間違いはありません★
- CLASSIC SHAPE パークスタイルやストリート向け
- CONICAL SHAPE ランプやボウル向け
- CONICAL FULL SHAPE ランプやボウル向け
- RADIAL SHAPE パークスタイルやストリート向け
- RADIAL SLIM SHAPE パークスタイルやストリート向け
- LOCK-INS SHAPE グラインド系が好きな人にオススメ
スピットファイアウィールフォーミュラFour Classic Swirl White w/Red 51mm 99a
最も人気の高いSPITFIREのレギュラーモデル ウィール「CLASSICS」!サイズ・カラーのバリエーションも豊富です。強いグリップが特徴で、初心者から上級者まで幅広いスケーターに絶大な支持を受けています。
直径:51mm。硬さ:99a
スピットファイヤー ウィール FORMULA FOUR (F4) CONICAL FULL 101D 52mm
SPITFIREが独自に開発した良質なウレタン素材により従来よりも重量は軽くスピードも早い、なおかつパンクしにくいハイパフォーマンスウィール。ウイールは4個1セットになります。
幅:32mm 硬さ:101DURO シェイプ:CONICAL FULL
スケボーウィールの取り付け方・外し方
初めてだと以外に難しい組み立て。スケボーウィールの外し方や付け方なんかは、文章で書くよりも動画での確認のほうがスムーズ!
室内で滑っている方なんかは、ほとんど擦り減らないので年に一回でも十分だと思います。
あまり交換せずにいると接地面が大きくなりすぎて、スピード感がなくなってしまったり、新しくした際にオーリーの感覚があまりにも変わってしまいます。意識して減りすぎる前に交換しましょう!
スケボーウィール交換後の声
他にもあるみんなの声
スケボーウィールブランドYouTubeチャンネルBONES WHEELS
動画を見ていただければわかりますが、BONES WHEELSはウィールの音が違います。硬質な音がとても気持ちいい。
Tristan Rennie “Pool Haven” Bones Part
BONES WHEELS – GABRIEL FORTUNATO
スケボーQ&A
Q.スケートボードのウィールのサイズは重要ですか?
A.はい、スケートボードのウィールのサイズは非常に重要です。小さいウィールはスピードが出やすく、技術的なトリックをやりやすく、大きいウィールは安定性があり、路面の凹凸を乗り越えやすくなります。
Q.スケートボードのウィールは自分で交換可能ですか?
A.はい、スケートボードのウィールは交換可能です。スケートボードのウィールは、通常、ベアリングという小さなパーツで軸に取り付けられており、このベアリングを外すことで簡単に交換することができます。また、ウィールの交換は、スケートボードの乗り味を変えることができるため、スケートボードをカスタマイズする上で重要な要素の1つとなっています。
まとめ
今回の記事では【スケボーウィール】について詳しく解説させていただきました。
Kグラインドやパワースライドなんかはウィールの質が悪いとやりにくかったりします‥「ウィールを交換したらトリックができるようになった!」なんてこともあるので、自分のスタイルに合ったものを見つけましょう!
最後までお読みいただきありがとうございました。