自分にはどのスケボートラックが合っているんだろう?‥スケボートラックの選び方やオススメを教えてください!
スケボートラックはギアの中でも一番交換した際に変化を感じるパーツ。
この理由はスケボートラックは「バランス感覚に大きな影響を及ぼすから!」です。
TRUCKブランドによって滑りの感覚が変わり、グラインド、カービング、フラットトリックなど大きく変化します。
今回の記事では私自身が今まで何度も購入した「定番有名ブランドのトラックの感覚の違いや選び方」や「どんなスタイルの方に●●トラックがオススメなのか」まで解説していきます!
\実際に使った!丈夫で長持ちするトラックはコレ!/
この記事を書くのは
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お得に購入できるスケボーアイテムをご紹介しています。あわせてお読みください★
スケボートラックの選び方
「なにを基準でトラックを選ぶのか?」初心者の方やまだ経験年数が少ない方はよくわからないと思います。
ただ乗り心地や弾きの感覚が全く違うのは、少し経験がある方なら乗り比べればよくわかるはず。
でもお金がかかるので乗り比べはできませんよね‥
解決方法としては周りの友達のデッキに乗せてもらったり、自分の好きなスケーターが何を使っているのかを調べたりするのが良いと思います。
この記事でも有名で人気の4ブランドを例にトラックの違いを後ほどお伝えさせて頂きます。
ぜひ今回の記事も参考にしてください。
スケボートラックのサイズ
スケボートラックにはサイズがあり、これは「使うデッキサイズ」によって購入時に選びます。
デッキサイズの選び方が知りたい方はコチラの記事を参考に↓
他にも注目したいトラックのサイズの感覚の違いとして「重量」と「グラインド」感覚の違いがあります。
\実際に使った丈夫で長持ちするトラック!/
スケボートラックの違い?(重量とグラインド感覚)
スケボートラック・重量の違い
回し系を良くするストリート系のサイズ感は小さめ、ランプやバーチカルなどの安定感やスピードを重視する場合は大きめのトラック。この辺りはデッキの選び方に左右されます。
スケボートラック・グラインドの感覚の違い
ランプのコーピングでのグラインド、ボックス・レールでのグラインドの違いはトラックサイズに大きく左右されてしまいます。
「どちらがグラインドをやりやすいか?」は大きめの方がやりやすいのですが、その分重量があるため高さが出せなくなってしまいます。
この辺りは経験を積んで学んでいきましょう!
トラックの高さの違い「ハイとロー」メリット・デメリット
トラックのハイ、ローの高さの違いはブランドによってないものもあります。
トラックの高さの違いを購入の際に選べる時は「どちらが自分にあっているのか?」で決めていきましょう!
それぞれの違いを簡単に解説していきます。
HI 高さのあるトラック メリット・デメリット
車高が高いので、まず大きな口径のウィールを取り付ける事ができます。(目安として55~56mmくらいまで)Loトラックでは「ウィールバイト」と言われるデッキとウィールがこすれる減少が起きやすく、ターンなどの際に原則の原因に…
Hiのトラックの可動域が広く、よりクイックにターンする事が出来ます。その点はパークやランプなどターンを軸にする滑りに適しているとも言えます。
オーリーなどのトリック時、テールを弾く感覚がLoトラックよりわずかにですが遅れます。
LO 低めのトラック メリット・デメリット
車高が低いので、~53mmくらいまでのウィールが装着出来ます。それ以上のサイズ感のウィールだとターンの時にウィールバイトの恐れが。
トラックの可動域が狭く、ターン性能が若干落ちます。ロートラックは安定感があるので主にストリート系のスケーターに好まれています。オーリーなどのトリック時、テールを弾く感覚がHiトラックより早まります。
トラックの幅の違いによるメリットデメリット
トラックの横幅は、曲がり具合とトリックの感覚に関わってくる大事な要素。幅が広い場合と狭い場合のメリットとデメリットは、
トラック幅が広いメリット・デメリット
トラック幅が広いと安定感が出てブレずにスケーティングができます。グラインドの際の安定感も高いと言えます、逆にデメリットは幅が増えた分、重量が増え、回転系トリックがやりにくくなる点が挙げられます。
トラック幅が狭いメリット・デメリット
重量が軽いので回転系のトリックがしやすくなるので、ストリートスケーターに人気です。ただし幅の広いトラックに比べ安定感は低くなる傾向があります。
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スケボートラックの交換時期・目安
もちろん滑る頻度や時間、滑る場所で変わってくるものですが、私の場合は週2回、2時間滑っていて一年半に一回のペースくらいがトラックの交換時期の目安としています。滑っている場所はパークです。
ミニランプメインの方はもっと長く(2年位)とか使っても大丈夫だと思います。ストリートの縁石でゴリゴリグラインドする方などは、「キングピンの損傷」や「トラックの削れ方」が深いはずなので、年一での交換は必須だと思います。
交換目安(週2回、一回に2時間滑る方)
- 初心者の方は2~2年半ほど
- パークの方は1年半ほど
- ミニランプ・室内の方は2年ほど
- ストリート縁石グラインドの方は1年に1回
でもあくまで目安、ベアリングをつなぐシャフトの部分が急にずれてしまったり、折れてしまったなんてときは直ぐに交換となります。
オススメのスケボートラック
それでは有名3大ブランド+注目1ブランドを見ていきましょう!どれも私自身が使用経験があるトラックです。
スケボートラックの各ブランドのサイズ表もこの後解説しています。購入の際はデッキサイズを確認しながら購入を検討しましょう!
VENTURE TRUCK(ベンチャー トラック)初心者にオススメ
ベンチャーは最も人気のあるトラックブランドで、初心者の方から上級者まで、おそらくもっとも多く使われています。Venture Lowはスケボー初心者に最初に買われることが最も多く、使い心地や安定感も問題なくおすすめです。
VENTURE TRUCK V-HOLLOW LIGHT 5.0 POLISHED
以下の記事でさらに詳しく解説しています↓
INDEPENDENT TRUCK (インデペンデントトラック)オールラウンダー向け
このブランドからは幅の非常に広いトラックも販売されており、アールやプール系のスケーターに人気があります。もちろんオールラウンド・トリック用にも使えるので、おすすめです。
筆者が今使用しているのは「インディートラック」!クセがなく飽きません。超丈夫です!
INDEPENDENT POLISH
INDEPENDENT TRUCK FORGED HOLLOW
FORGEDベースプレートでさらに軽量かつ強度がアップし、中空キングピンと中空シャフトの仕様で通常のトラックに比べ10%軽量化が成功しているトラックです。
以下の記事でさらに詳しく解説しています↓
THUNDER TRUCK (サンダートラック)ストリート向け
4ブランドの中で最も軽量なことで知られます。また車高が低く、HIでも他のトラックのLOくらいの高さが特徴です。
車高が低いのですが、しっかりと可動域がありオールラウンドなスタイルに対応します。人気なのはストリート系のスケーター回しやすく、高さのあるトリックをメイクしやすいのがいいですね!
THUNDER POLISHED 147 TRUCK
THUNDER SONORA BLACK (147) クールなブラックモデルです。楽天が安い!
サンダートラック ハイorローの見分け方
サンダートラック ハイorローの見分け方を検索している方が多いようです。ここの疑問をお伝えすると上記の写真のように購入画面の【HI】と書かれているものが基本的にはハイのモデル。
ただし何も表記されていない場合も恐らくHIだと思われます。基本的にハイのモデルしか販売を見たことがないのです。
以下の記事でさらに詳しく解説しています↓
ACE TRUCK (エーストラック) 中上級者オススメ商品
4ブランドの中でINDEPENDENT TRUCKと並び可動域が広く、ターン性能に秀でています。個人的にはターン性能はインディーよりも上と考えています。
2007年に立ち上がった新米のトラックブランドですが、高いターン性能とテールを蹴った際の軽さに定評があります。
そして何と言っても「美しいフォルム」にも注目したいところ。
日本でもユーザーが多く上記の3大有名トラックに次ぐ人気となっています。クイックでスタイリッシュなトリックを可能とします。
ACE TRUCKAF1
ACE TRUCKから最新のAF1が遂に登場!グレードアップした高品質タイプです。アルミニウムの分子をより小さく、より均一な形状にする独自の鋳造プロセスにより、アルミニウムの強度を従来より70%高めることに成功したエーストラックの最新作です。
以下の記事でさらに詳しく解説しています↓
スケボートラックのサイズ表(各ブランド)
ここではトラックサイズとデッキサイズの比較表を、今回ご紹介させていただいた【インディー・ベンチャー・サンダー・エース】のサイズ表を記載しておきます。購入時の参考にしてください。
INDEPENDENT 【トラックサイズ x デッキサイズ】サイズ表
トラックサイズ | デッキサイズ(inch) | デッキサイズ(cm) |
---|---|---|
109 | 〜 7.4 | 〜 18.8 |
129 | 7.5 〜 7.875 | 19.0 ~ 20.0 |
139 | 7.875 〜 8.125 | 20.0 ~ 20.6 |
144 | 8.125 〜 8.375 | 20.6 ~ 21.3 |
149 | 8.375 〜 8.625 | 21.3 ~ 21.9 |
159 | 8.625 〜 9.0 | 21.9 ~ 22.8 |
169 | 9.0 〜 9.5 | 22.8 ~ 24.1 |
215 | 9.5 〜 | 24.1 〜 |
VENTURE 【トラックサイズ x デッキサイズ】サイズ表
THUNDER 【トラックサイズ x デッキサイズ】サイズ表
トラックサイズ | デッキサイズ(inch) | デッキサイズ(cm) |
---|---|---|
143 | 〜 7.4 | 〜 18.8 |
145 | 7.5 〜 7.875 | 19.0 ~ 20.0 |
147 | 7.875 〜 8.125 | 20.0 ~ 20.6 |
148 | 8.125 〜 8.375 | 20.6 ~ 21.3 |
149 | 8.375 〜 8.625 | 21.3 ~ 21.9 |
151 | 8.625 〜 8.875 | 21.9 ~ 22.5 |
161 | 8.875 〜 9.5 | 22.5 〜 24.1 |
181 | 9.5 〜 | 24.1 〜 |
ACE “CLASSIC” 【トラックサイズ x デッキサイズ】サイズ表
トラックサイズ | デッキサイズ(inch) | デッキサイズ(cm) |
---|---|---|
00 | 〜 7.125 | 〜 18.0 |
11 | 7.125 〜 7.5 | 18.0 ~ 19.0 |
22 | 7.5 〜 7.875 | 19.0 ~ 20.0 |
33 | 7.875 〜 8.25 | 20.0 ~ 20.9 |
44 | 8.25 〜 8.5 | 20.9 ~ 21.6 |
55 | 8.875 〜 9.25 | 22.5 ~ 23.5 |
66 | 9.25 〜 | 23.5 〜 |
スケボートラック、板とのサイズ合わないとどうなる?
スケートボードのトラックとデッキのサイズが合わない場合、以下のような問題が発生する可能性があります
デッキとトラックのサイズは、スケートボードの操作性やパフォーマンスに大きな影響を与えるため、できるだけ適切な組み合わせを選ぶことが重要です!
スケボートラックのメンテナンス【ブッシュ・ベアリング】
トラックの購入の後に「思っていたよりもトラックが柔らかいな…」「古くなってきてターンの性能が悪くなった‥」「ちょっとギシギシする感じがあるな」などの変化を感じてしまいます。
そんな時はブッシュを交換して、自分の好みの可動域、硬さに変えていきましょう。メンテナンス面でもギシギシする異音も改善できます。
以下の記事で「スケボーブッシュ」について解説しています。とても人気のある記事なのであわせてご覧ください★
他にもベアリング周りのシャフトにも砂がついたり汚れが溜まったりした時にメンテナンスが必要です。
一度ウィールとベアリングを外してきれいに拭き取りましょう。終わったあとは「オイルをさす」のをお忘れなく。
スケボートラック向き・付け方
「スケボートラックのつけ方」を意外に検索している方が多いんです。
いざ自分で新しいものを組み立てようとしたときに、初めての方だと「向きはどっち?」などの疑問が浮かびます。
言葉で組み立て方法を語るよりも、明らかに動画の方がわかりやすいのでYouTubeで確認していきましょう!
スケボートラックの重さをそんなに気にするべき?※補足
スケートボードでの「重量」はパフォーマンスを左右します。軽いほど、少ない力で操れる事が出来るのです。
なのでトラックの重さを重視するスケーターも数多くいます。
軽いと操りにくくなる…壊れやすい気がする…などが理由です。ここは好みの問題なので長く続けながらトラック交換して経験してチョイスしていくしかありません。
ですが、時代とともに各ブランドメーカーの軽量化が進んでいるのは確か。しかし筆者は重めのほうが好みです。結局どちらが良いのかは自分次第。
自分にあったベストな重量のトラックを見つけましょう!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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